3月は忘れることのできない月になりました
震えながら病院への道が真っ暗だったように
不安の中の記憶なんて曖昧なものだ
昨日の夜明け
今朝の夜明け
震えるほど寒かった冬も卒業式の季節
じっくり時間を掛けてオイルを抜いて交換
次使うときには使えなくなっちゃう接着剤
折れていた金属鋏の柄を固定して錆を落とした
整備に必需品ではないからこそ再購入できない
腕時計がひとつ事切れた交換部品はもう出ない
四十年も経てば使えなくなってもあきらめるか
大きくても小さくても可動部品は磨り減るもの
弱り切ったバッテリーを充電
陽気は 乗りたい気分だけど
乗れるように整備だけで我慢する
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